免疫力と坐禅

みなさん、ご無沙汰しています。今回は久しぶりに小児科医ママの登場! 先日ママに「パパは免疫力弱いよね」ということを言われたので、そう言われればそうかなあと思ってはいた。冬場には必ずといっていいくらい風邪はひき、薬のお世話にもなる。風邪を滅多にひかないママは免疫力が高そうなので、「免疫力を上げていく方法は何かあるの?」と尋ねてみると、「運動、食事、睡眠。規則正しい生活等」言われた。いや、しかし、ママと生活をして改善はできてきたと思うんだがなぁ。…インフルにかからないだけでも良しとしたい。子供が風邪を引いてきて、うつってもしんどくならないしね。そこで、インターネットで改めて免疫について調べてみた。 そして、ママに再確認。「要するに、親からもらう受動的な免疫力と、外部からウィルス細菌の侵入によって培われる能動的な免疫力によって、風邪などの引きにくい状態を作っていくかに差が出るのではないか」 そこで、お坊さんパパは、自己の修行体験からその免疫力アップに何か仏教の修行が関われるかを考えてみた。仏教は、心身一如、心身統一していくことを旨とする。般若心経には、「眼・耳・鼻・舌・心・意識」の六根が無に繋がることを説いている。すなわち、この六根がいかに心に影響を与えているかと伝えているのである。WHOでも「健康とは、肉体と精神が社会的にも良好な状態」といっている。ママにも話してみた。「肉体的な免疫力アップを世間は歌うが、精神的な面も左右されるのではないか?」と。そうすると「パパを見ていれば分かるわ」と言われた。すなわち、精神的な要素も大切であるということ!  みなさん、NK細胞(ナチュ

緊張と緩和

新たな年を迎え、自己を振り返りそして一歩一歩前へ進んでいきたいものである。 先日、自坊での新年の挨拶を終え、心新たに「緊張と緩和」を大切にさせていただきたいと思った。それは、竹のように「しなやか」に上に上にと上り詰めて行くように。 自分を成長させてくれているのだと気づかせていただく忘れもしない経験がある。まだ、30そこそこの歳の頃に、アメリカで大学に招待されて、仏教の講演をしていた時のことである。今でも唯一覚えている内容が坐禅の指導である。聴衆の前で仏教とは坐禅とはということを話し指導しながら進めていくと、なぜかみなさんがクスクスと笑い出したり、ひそひそ話をしたりしだしたのである。最初は「なんと失礼な無礼な人達か!」と思っていて、何度も繰り返し繰り返し同じ内容を話しながら指導していった。それでも聴衆の笑いが絶えない。「自分の指導が、話が、間違っているのか?」「今まで修行してきたのは何だったのか?」だんだん自信が無くなり、不安になってきたのである。「話をやめたい!」「この場から早く逃げ出したい!」しかし、終わることも出来ずに、聴衆に馬鹿にされても私は話し指導し続けた。そして講演は終了した。頭は真っ白であるが、恥ずかしい思いでいっぱいになった。なぜみなさんが笑っていたのか、尋ねる余裕もなかった。緊張していたのである。緊張で震えていたのを覚えている。そして悔しい思いと。「なぜか?」「なぜ、皆は笑っていたのか?」理解できなかった。 そして、その日の夜、1人でその日の講演の原稿をもう一度じっくり読み返してみた。そうすると、坐禅の指導の時に話していた英語(単語)を読み違えていたのであること

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