赤ちゃんを子供を病気から守る

今回のトピックは、お坊さんパパがアメリカの病院で臨床宗教師の研修を受けていた時(2000年)、アメリカで唱え始めた「予防医学」(Preventive Midicine)が今日本でもよく言われるようになったこと。しかも日本では子供(赤ちゃん)の予防医学が急務だと産婦人科医から声も上がっている。 一般に言われる予防は、手洗い・うがい・予防接種が常識化してはいるが、赤ちゃんがそこかしこからウイルスをもらってきます。熱を出し、風邪を引く。ひどければ嘔吐も。小児科医ママに「どこでもらってくるんやろ?」と聞いても「人や物に接触しなくてもウイルスはどこにでもいるよ。」と。パパは赤ちゃんを見てて風邪の症状を「あそこへ行ったからや」とか「子供らのおもちゃを触ったからや」とか「咳き込んでる赤ちゃんに接触したからや」とか何かと理由付けする。そこでママは「子供は免疫力が乏しいから、ウイルスもらって免疫力を高めていかないとあかんのやで。」という。そりゃそうやわな。 けど、赤ちゃんの予防は考えられないのだろうか? 無知なパパは思う。母乳と母親の愛情!これに勝る予防はないでしょう。ママは、赤ちゃんが風邪をひくといつも「風邪やからね。いっぱいおっぱい飲んで治ってね。」と魔法みたいに母乳を差し出す。1歳を過ぎて卒乳を考えていても、これだけは仕方ないか。とほほ…、と頭を抱え込むパパ。 しかし、子供の病気も多岐にわたっている。発熱、、頭痛、目の充血、鼻水・鼻づまり、のどの痛み、咳(せき)、下痢・嘔吐、腹痛、耳の痛み、ひきつけ(けいれん)などの症状。また、呼吸器疾患・伝染性疾患・消化器疾患・慢性疾患などなど防ぎようのない疾患もある。そうなると心配で不安になってくるよ。「ママ! 予防は?!」と叫びたくなるパパ。小児科医ママ登場! いいアドバイスを!

「その通りです。防ぎようのない疾患もたくさんあります。だから、せめて、防げる病気は防いであげたい。それが親の願いであり努めでもありますね。感冒(いわゆる風邪)も、100%防ぐことは不可能です。ウイルスや細菌と共存しているこの世界では。でも、なるべくかからないようにしてあげたい。そうなると、できることといえば、①手洗いです。外出から帰ってきた時、食事の前は手を洗いましょう。流水で20秒以上かけて石けんを泡立てて洗ってください。もちろん赤ちゃんだけでなく、周囲の家族も、家庭にウイルスを持ち込まないために必要です。②予防接種。ワクチンで予防できる疾患は限られています。時折、免疫を強くするために、実際に(病気に)かかったほうがいいのだ!と言われたりすることがありますが、そんなことはありません。たとえばおたふくかぜ。実際にかかってしまうと、難聴や無菌性髄膜炎、睾丸炎など多岐にわたる合併症が、少なくありません。ワクチンによる副反応もゼロではありませんが、実際にかかった場合の合併症の頻度よりも遙かに低いのです。③規則正しい生活。子どもの病気も、不規則な生活、バランスの悪い食生活から引き起こされる場合があります。親と同じ食事を摂ることで、子どもも肥満に導いてしまうこともあります。親が夜更かしをすることで、子どもも一緒になって夜更かしをし、成長ホルモンの分泌が悪く低身長を招いたり、不眠を招いたり、そこから不登校、うつなどを引き起こす場合もあるのです。病気によっては防ぎようのないものもありますが、まず防げる病気に目を向けて、少しの努力をしていけばいかがでしょうか。」とママのアドバイスで一安心。

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