「そんなに早よ殺さんといて!」by 母

母が2年前に心筋梗塞で倒れてもう2年になる。当時、心肺停止を2度経験している母。私は母の死を覚悟した。

が、今は後遺症もなく日常生活を送っている。身体は歳とともに弱ってきてはいるのだろうが、まあ口が達者。長きにわたり坊守(お寺の裏方さん)として精進されてきた方だ。住職より多弁だ。

そんな坊守である母が、先日「私の葬儀はあなたに送って欲しい」というのである。「お母さんが望むお葬儀をしてあげるわな」と答えた。

私を産んでくれた母。お世話になった母。浄願寺を支えてくれた母。御門徒様と共に歩んでこられた母。母の遺言:「住職(導師)と門徒様だけでいいんやで、お葬儀は」と。「よっしゃ、任しといてや。」と私。

「そしたらな、こうして、あーしてやな。」と詰めて話していったら、母が一言:「そんなに早よ殺さんといて!」やって。

「まだまだ今生で遊んで(精進)下さいな。後のことは心配ないで。」by 住職

PS

樹木希林さんが、病を経験され、死を見つめた言葉。大切です。

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